ドイツに本社を置くシーメンス社製の高機能 MRI を導入致しました。強い磁場(1.5T)を発生する超伝導磁石を用いることにより、高速・高精細な画像診断が可能となりました。動きにも対応出来る撮影により、従来撮影出来ない方の撮影も可能となりました。
頭部
早期の梗塞(DWI・ADCmap) 50秒。
血管撮影:5分。下垂体や聴器の細かい部位も撮れるようになりました。
認知症診断の参考としてVSRAD(5分)も提供出来ます。
頸椎・腰椎:各々約15分。 子宮・膝・肩各々約20分。(撮影条件・方向・枚数等諸条件で変わります)検査音が大きく狭い空間に入らなければなりませんが、従来と比較すると検査時間は約半分となりました。検査対象も広がり、様々な撮影に適応でき、より良い情報を提供出来るようになりました。撮影時間の短縮は検査受けられる方の負担軽減になり、画質の向上は正確な診断の一助になると考えます。