当院は、昭和36年9月、地域の医師会立の病院として開設し、開業医の後方支援病院として役割を期待されてきました。
平成14年、特定医療法人に変更しました。高知市より車で30分、JR土佐山田駅から南東2㎞に位置しています。バス路線に恵まれ、近隣には高知竜馬空港も存在する等、利便性に恵まれています。また、豊かな自然に恵まれ、療養環境にも適しています。
平成23年8月には新病棟を竣工し、利用者、職員が利用しやすい病棟になると同時に、入院患者の高齢化、病態の多様化に備えることができました。
現在の診療科は精神科、内科、泌尿器科、放射線科、リハビリテーション科となっています。
精神科では統合失調症、うつ病、認知症等の外来(予約)診療、入院治療を行い、早期の自立、退院支援を目指しています。内科では消化器科の専門的検査、治療を行い、外来診療はじめ精神科入院患者の合併症治療も行っています。また、グループホームや訪問看護、デイケア、デイナイト・ケアも併設し、退院後の生活サポート機能も充実させています。
近年、認知症の外来・入院治療が増加傾向にあります。今後は、地域の認知症ネットワークの専門医療機関として、かかりつけ医や関連機関と連携し、地域生活を支える体制づくりに力を注いでいかなければなりません。
当院の理念である「一視同仁」。全ての人が等しく安心して医療をうけられる病院づくりに努め、地域の皆様や利用者に信頼される病院であるよう、職員一同、精進してゆきたいと思います。